韓国ソウルの地下鉄、車内やホームで感じた日本との違い！

韓国のソウルの地下鉄は路線も多く安いのでとても便利です。

私もソウルに行く度に必ず地下鉄に乗りますが、そんな地下鉄の車内やホームなどで日本との違いに驚いたこともしばしばあります。

外国なので当然文化の違いはありますが、ある程度は知っておいた方が現地で変に不安になることも無いですよね。

今回はそんな韓国ソウルの地下鉄の車内やホームなどで私が感じた日本との違いについてお伝えしたいと思います。

ソウルの地下鉄は日本と違うところがある

大きな声で電話する

一番日本との違いでびっくりしたのが実はコレです。

日本だと一般的には地下鉄や電車の中で電話するのはマナー違反ですよね。どうしても話さないといけない時でも小さめの声で話すということが多いのではないでしょうか（そうじゃない人もいますが）。

でも韓国は違います。

普通に地下鉄の車内でも大きな声で電話していますね。それも年齢や男女関係なくという感じです。

周りもそれで嫌な顔しているわけでは無いので、それが普通なんだと思います。

さすがに満員の時は大きな声で電話する人は少ないですが、日本に比べると車内での携帯電話のマナーは緩いと言えるでしょう。

個人の売り子が車内販売にくる

これは今の日本には無いことですが、モノを売りに来る人が地下鉄の車内を回っていることがあります。これは公式に鉄道会社がやっているわけではなくて、個人ですね。

私も出会いましたよ。大きな声で商品を出して実演していました。

扱っている商品は日用品など手軽なものが多いです。私が体験した時は風呂場で使う掃除道具？みたいなものを販売していました。

その時に車内のほとんどの人は無関心でしたが、中には買っていく人もいたんですね。

最近は少し減ってきているようですが、これも韓国ソウルでは当たり前の光景です。

他にも車内で楽器を演奏したり、宗教的なことへの勧誘をするといったことも韓国では良くあるようですよ。

座る席一つ一つにくぼみがある

韓国の地下鉄の車内は比較的幅が広いんですが、座る席については一人分ずつ窪みがあってそこに座るようになっているので少し狭く感じます。

日本でもそうした窪みがついている列車も多いですが、韓国ソウルの地下鉄では、私が経験した限りどの車両も一人分ずつ席にくぼみがついています。それもステンレス製であることも多く、座り心地はあまり良くありません。（ステンレス製の座席は防火対策らしく最近増えてきています）

普通に痩せている体型の人が座っても狭く感じるくらいなので、太っている人が座ったら横の人は確実に窮屈に感じるでしょうね。

優先座席が多い

韓国の地下鉄ではどの車両にも必ず優先座席があります。

基本的に「優先座席は老人や妊婦に譲る」という意識は日本に比べて韓国人はかなり高い印象です。老人が座る優先席に若者が座ってるシーンはあまり見たことがないです。

聞いたところによると優先座席に座ってると老人から怒られるようです。

また日本と違うところは、長い席の中の両側の端一人づつ（両側で2人）が優先座席になっているところもあり、これはピンク色の席になっています。こちらは妊婦さん向けですね。この優先席は2013年から導入されました。

駅のホームがかなり深い場所にあるところも

これは路線によっても違いますが、ソウルの地下鉄では駅のホームがかなり深い場所もあります。

路線が多くて複雑に入り組んでいるところもありますからね。

場合によっては、一つ路線を乗り換えて一駅行くだけでも、乗換にともなって歩く時間がかなりかかることもあります。一駅だったら歩いた方が早かったんじゃない？と思えることもあるくらいです。

ソウルの中心をまわっている2号線が入り組んでいるホームではそうしたホームもありますね。

スマホを使ってる人が多いのは日本と同じ

いかがでしたか？

韓国ソウルの地下鉄で感じた日本との違いについてあげましたが、文化の違いはそんなものだと思えば特に気にならなくなると思いますよ。

また、地下鉄車内で感じたこととしては、日本と全く同じだと感じたことがありましたね。

それはスマホの使用率で、SNSやゲームやYoutubeを見ている人がとても多いです。もちろん若者がほとんどですが。

それと、スマホのタイピングがめちゃくちゃ早い人を何人も見かけました。両手でものすごく早くタイピングするんですね。良く考えてみれば、韓国語会話ではハングルだけで漢字なしでもOKだと思うので、「変換」処理がいらないんですね。ローマ字のタイピングに近いんだと思います。

また使ってるスマホはやはりサムソンのAndroidスマホが多い印象。iPhoneを使ってる人もいましたが、日本に比べると比率は少ないです。

韓国ソウルの地下鉄では、大きな声で話す電話にはびっくりしましたが、概ね日本の東京や大阪などの都会の電車風景と大きな違いは無いということも言えるかもしれませんね。