韓国に旅行に行って、市内バスに乗るのは最初のうちはなかなか勇気がいりますよね。言葉がなかなか通じない状況ではなおさらです。
でもソウルに限らず、韓国の都市部のバスは路線も多くて安いのでとっても便利!観光の際にもぜひ積極的に利用したいところです。
私もあまりバスに慣れているわけでは無いですが、何度かソウルやその他の都市でもローカルな市内バスには乗りました。
そこで今回は、韓国でのバスの乗り方や日本のバスとの違いについてお伝えしようと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
市内バスはどんなバス
韓国・ソウルでは様々な種類のバスが走っています。
バス車体の色によって区分けされていますが、分けると次のようなバスがありますね。
- (赤)レッドバス(ソウルと郊外を結ぶ長距離を走るバス)
- (黄)イエローバス(都心の特定区域を巡回するバス)
- (青)ブルーバス(市内の幹線道路を走る幹線バス)
- (緑)グリーンバス(地下鉄・幹線バスとの乗換に便利な支線バス)
- (緑)マウルバス(走行距離が短めの支線バス)
近距離を移動する用途としては、グリーンバス・マウルバス、どちらかと言うとマウルバスに乗る機会が多いかと思います。
準備するものは?
どのバスでもT-moneyカードが使えます。
なので、チャージ済みのT-moneyカードを用意しておけばOK。念のため、ウォンの現金がいくらかあれば安心です。
市民バスではそれなりの距離を走っても1回1000ウォン前後なので、数千ウォン入っていれば大丈夫でしょう。
韓国のT-moneyカード、ソウルでの購入方法やチャージの仕方!
バスの乗り場にて
ソウルの中でちょっとした短距離を移動する場合であれば、緑色のマウルバスに乗ることが多いと思います。地下鉄の駅から少し離れたところに行く場合にもマウルバスは便利です。
ここでは、乗る機会の多い、マウルバスの乗り方について触れていきたいと思います。
まず、バスの乗り場に行ってみると、バス停付近にみんなバラバラに待っていますね。きれいに整列していることはあまり無い印象です。
ただ、レッドバスのバス停など、バスの種類やバス停によっては、韓国と言えどもきちんと整列して並んでいたりするので、場所にはよりますね。
そして来たバスが、乗りたいバスであるか見極める場合、目的のバスの番号がわかっていれば、バスの前を見て確認すればOKです。
- 目的地へ向かうバスの該当番号が沢山あって良くわからない
- 目的地の名前しかわからない
なんて場合は、バスの行き先か、バスの車体に横に書いてある停留するバス停の名前を確認するのが大事です。ここは日本でも同じことですね。
ただ問題は全てハングルで書かれていることです。そんなの当たり前ですが、行き先のハングルのスペルはきっちり覚えておきましょう。
あと、私も経験ありですが、予めガイドブックを見ていてもバスの番号が現地に行くと全然違っていたりといったこともありました。やはり番号だけでなくハングルで行き先を確認することは大事ですね。
それからもう一点、バスは必ずバス停の前に来てとまるとは限りません。
バス停の手前や、少し先に止まることだってあります。
道路状況にもよりますが、強引なおばちゃんが5メートルくらい手前で手を上げてむりやりバスを止めさせてることもあります。実際そんなアジュマを何回も見ました^^;
バスに乗る時は
マウルバスでは、前から乗ります。
乗る時に、手前にある機械にT-moneyカードをピッ!とすればOKです。
バスに乗っている時に
私は良くやりますが、乗ったバスが間違ってないか不安な時は、KONESTのMAPかNaverのMAPなどの地図アプリでリアルに確認してましたね。いざというときは安心です。
そして降りるのが次のバス停というところまで来たら、席横のブザーを押します。バス停のアナウンスはある場合と無い場合がありますので注意が必要。
ブザーがあるのは日本と同じですが、ここで大事なのは、すぐに降りられるように準備しておくことです。他に降りそうな人が少なそうなバス停であれば、バス停に着くまでに降り口の近くまで行っておいた方が無難です。
バスが着いた時にサッと降りないと、運転手は降りる人はいないのか・・とすぐに判断して次に行ってしまうことがあるんですよ。日本だと降りるのに手間取っても待ってくれますが、韓国ではそうでは無いです。
バスを降りるときは
降りるときは、後ろの扉から降ります。後ろと言ってもどちらかというと位置的にはバスの中ほどに近い感じです。
そして、乗った時と同じようにT-moneyカードを機械にピッ!とかざせばOKです。
地下鉄との乗り換えなどで、料金がかからなくなったり、割引きになったりするケースもあるので、基本的にはバスに乗る前も降りるときもどちらもTmoneyカードをピッ!とするようにしましょう。
バスの数はすごく多い
韓国では、ソウルに限らずですが近隣の都市部でもバスはものすごく沢山走ってます。以前、水原(スウォン)に行った時も、町中を歩いていたら次から次へとひっきりなしにバスが道路を通るのでびっくりしたくらいです。
日本の都市部に住んでいる私の感覚でも異常なくらい多いですね。
それだけ、韓国ではバスは市民の大事な足になっていると言えると思いますよ。
外国に行ってバスに乗るのはなかなか敷居が高いかもしれません。私も最初はビビってましたから。
ただ、ソウルをたくさん走っている短距離用のマウルバスであれば、間違えて乗ってしまっても途中で降りてまた乗り直せば良いです。T-moneyカードにある程度チャージしていれば、乗り降りは簡単なので、ぜひトライしてみてください。
バスをそこそこ乗りこなせるようになれば、行動範囲も広がり、韓国観光がより楽しくなりますよ。
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